2013年2月15日

コカ・コーラを毎日10リットル飲んでいた白人女性が不整脈で死亡…遺族「コーラに危険と書かれて無かった」

AFPBB Newsの記事
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2927494/10272173

> 生前、コカ・コーラ(Coca-Cola)を1日に約10リットル飲む習慣のあったニュージーランド人女性の死について調べていた検視担当官が12日、この女性の生活習慣が死の大きな要因になったと述べた。
>同検視担当官はまた、米飲料大手の同社に対し、カフェイン入りの製品に健康警告を表示するよう勧告した

> 亡くなったのはニュージーランド南部インバーカーギル(Invercargill)に住む8人の子を持つナターシャ・ハリスさん(30)。

>検視官によると、最終的な死因となったのは不整脈で、またコーラの「極端な」飲用と関連づけることのできるさまざまな健康問題にも悩まされていたという。

> 同検視官は「入手可能な証拠をすべて考慮に入れたとしても、極めて大量のコーラをナターシャさんが飲んでいなければ、彼女が亡くなったような年齢、さらには亡くなり方で死亡することはなかったと考える」と述べた。
>さらにハリスさんの習慣は「不整脈を誘因する代謝異常の進行を後押しする実質的要因となった」と付け加えた。

> ハリスさんの遺族はコカ・コーラに健康警告の表示がなかったため、ハリスさんの飲用習慣が危険だとは思わなかったという

同検視官は、コカ・コーラ社にカフェイン含有量と極端な飲用に関する警告の表示を勧告すると同時に、当局にも警告表示の必要性や炭酸飲料のカフェイン含有量の上限引き下げを検討するよう求めた

> 一方で検視官はコーラの原材料について「まったく合法的で、数百万人が飲んでいるもの」であることを補足し、「健康に有害な量を飲用する消費者の健康についてコカ・コーラは責任を負えない」と報告書で述べている。

> ニュージーランドを事業地域とするコカコーラ・オセアニア(Coca-Cola Oceania)は声明で、ハリスさんの心臓発作の原因について同意できないとする専門家らの見解を引用し、また検視官も死因について確定できないことを認めているとしながら、ハリスさんの生活スタイルとコーラの飲み過ぎにばかりに焦点が当てられたことは遺憾だと発表した。


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1750449.html

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昔から水の代わりくらいに常飲していたら、その危険性を疑うことって無いものなんでしょうかねぇ・・・
それにしても10リットルは一日に飲む水分量として考えても多すぎる気がしますが。

この手の話によくある「警告の表示がなかったから疑わなかった」パターンですが、
さまざまな健康問題に悩まされていた段階で気づいて欲しかったものです。


一応補足を。
炭酸飲料は炭酸の刺激で舌が麻痺するため、炭酸でない飲料と同じ甘さを感じるものにはより大量の甘味成分が必要になります。
つまり、甘い炭酸飲料には(合成甘味料などで補わない限りは)大量の糖分が含まれており、
それを毎日10リットルも飲んでいたという彼女は、かなり異常な量の糖分を摂取していたものと推測できます。
糖分の取りすぎは糖尿病などの生活習慣病につながりますし、多量な糖分が含まれた血液はドロドロ血になり血流も悪くなり、不整脈につながったものと考えられるわけです。

ですので、コカコーラだけに限らず、甘い炭酸飲料水全般で同じく健康被害への注意が必要なのです。

そして糖分に限らず、取り過ぎは禁物です。

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